ビッグデータ編

更新日時:2017-10-05 14:24:00

最近、ビッグデータという単語をよく耳にするようになりました。ビッグデータの本来の意味は、従来のデータベース管理や処理ツールでは解析しきれないほどの、膨大で複雑なデータのことを指します。そのジャンルは多岐にわたりますが、IT業界においては検索クエリや販売データ、通信記録などの膨大なデータをもとに、ビジネスに活用するケースが多いようです。

ビッグデータの活用方法としては、まずデータの集積と分析を行い、効果検証を行い、活用方法と見込める効果を設定して実践、フィードバックを得る流れが一般的です。購買データによる年齢層や性別などの客層ごとの売れ筋商品の分析といった情報から、商品の位置と消費者の立ち位置による売り上げの検証など、オーソドックスなデータから少し変わった切り口の効果検証まで可能となっています。

技術が進化したことによって、今までは解析できなかった量のデータが解析できるようになってきており、大企業だけではなく中小企業でもビッグデータを積極的に活用するようになってきました。

一方で2015年、「 個人情報の保護に関する法律」の改正法が施行され、ビッグデータにおいても個人を特定できる情報の取り扱いが強化されています。これにより一時は解析によって個人を特定されかねないビッグデータの利用に反発も起こりましたが、現在では匿名加工情報によって個人情報を特定できないように加工することで、ビッグデータは再び活用されつつあります。

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HTTPS編

更新日時:2014-11-02 21:55:00

企業のサイトなどでは、ユーザーと大事な情報をやり取りすることもありますから、ITビジネスを成功させるためには“ウェブサイトの安全性”を高めることが重要です。

そこで、サイトのセキュリティを強化するための最も手近な方法として「HTTPS」が挙げられます。「HTTPS」というのは、簡単に言えば“暗号化された通信”のことです。認証局が発行する“電子証明書”を取得することで、初めて導入することが可能になります。

HTTPSを導入していると、ウェブサイトでやりとりしている情報を、第三者がのぞき見たり、改ざんしたりすることが出来なくなります。また、なりすましも防ぐことが出来ます。このことから、近年ではユーザーも、HTTPSを“サイトの信頼性の指標”として見るようになっています。

これから先、ウェブサイトの安全性は、ますます重要視されるようになるでしょう。そして、セキュリティが高いことで得られる恩恵は、ユーザーだけではなくサイトの運営者側にも顕著に与えられるようになるはずです。

IT時代に乗り遅れないためにも、まずはHTTPS化を進めることが大切だと思います。

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クラウドコンピューティング編

更新日時:2014-06-03 05:48:25

クラウドコンピューティングというのは、インターネット上に存在するサーバー郡を一つの巨大なサーバーとみなし、そこから提供される幅広いサービスを利用するというIT技術のことをいいます。

クラウドコンピューティングと従来のネット活用の大きな違いは、サービスの柔軟性と拡張性の高さにあります。例えば、クラウドに接続するだけで、自分のコンピューターにソフトウェアがインストールされていなくても、あたかもソフトを入れているかのように利用することができたりします。

他にも、コンピュータの処理の一部を任せたり、OSがインストールされたコンピュータ環境として活用することも可能です。つまり、クラウドコンピューティングというのは、様々な機能を備えた巨大なサーバを、ほかの端末からネット接続して利用する技術なのです。

企業ならば、クラウドコンピューティングを導入することで、IT活用に必要なソフトウェア、インフラストラテクチャなどを自前で用意する必要がなくなり、コスト削減につながると言われています。また、あらゆる端末から接続することが可能になるので、社内で最新のデータを共有し、業務に役立てたりすることができます。

そのようなメリットがあるため、現在多くの企業で採用が試みられています。しかし、全くデメリットがないわけでもないので、導入には十分な検討が必要になるでしょう。

グーグルアナリティクス編

更新日時:2014-03-31 08:28:41

グーグルアナリティクスはグーグル社が無料で提供しているアクセス解析をするためのサービスのことで、現在のIT業界で重要視されているサイトの訪問者などのアクセス状況を把握することで、サイトの利用者の要望などを知ったり、自分のサイト内の人気のあるページや、あまり人気のないページなどを把握することによって、問題を解決してサイトを改善するために活用されているサービスです。

また企業などがITなどを重視するようになっているので、検索サイトなどでの上位表示を得るために利用されることもあり、ITでは必須のツールとなっています。

提供されるアクセス情報としては、訪問者の数や閲覧ページの数、訪問してきたユーザーがサイトに滞在していた時間や訪問回数、サイト内でどのような移動経路をとっているか、どのような検索ワードからサイトまでたどり着いたかなどがあります。

この他には訪問してきた人が使用しているPCのブラウザの種類や回線の種類、プロバイダ、アクセスしてきた国などが分かるので、様々な業種で利用が可能になっています。

ツイッター編

更新日時:2014-03-24 18:26:42

ツイッターは比較的新しいIT技術で、ミニブログやマイクロブログといったカテゴリーに分類されている技術です。

Facebookなどの実名による登録が必要なソーシャルネットワーキングサービスとの違いとしては、ユーザー同士のつながりが希薄であるということで、ニュースや天気予報からさまざまな企業の広告までさまざまなことに利用されています。

ITのコミュニケーションツールとしては比較的新しいもので、140文字以内で書いた短文を投稿するという仕組みになっていて、実名やメールアドレスを他のユーザーに対して開示する必要がないことから、社会の様々な場所から気軽に投稿することができるツールとなっています。

ツイッターは他のIT技術と比べるとリアルタイム性が高いので、事件や事故などの現場に居合わせたユーザーからの投稿があったり、災害などが起きた場合にリアルタイムでユーザーが災害の状況などを不特定多数のユーザーに伝えることができるので、災害や防災のために活用する動きも見られています。

フェイスブック編

更新日時:2014-03-17 17:26:04

ITを仕事やプライベートに活用するとするならば、いい情報をいかに上手に選り分けるかにつきるでしょう。

情報化社会というくらいですので、世の中には良くも悪くも情報であふれかえっています。悪い情報に惑わされ、それが本当の話に近いデマになって騒ぎになってしまったりということも少なくありません。

いい情報を得る方法のひとつにフェイスブックがあります。

フェイスブックは匿名が主流のITの世界には珍しく実名登録が義務付けられています。実名で登録することで第三者から信用を得てネットワークをつくっていけるSNSのひとつです。実名であることから情報を流す側も慎重になるためよりよい情報を提供するようになります。ユーザーは自分の興味のあることや趣味を入力し、人と人とのつながりを構築していきます。するとユーザーが必要かもしれない情報をフェイスブックが流してくれ、そこから本当に欲しい情報を選んでいくことが出来るのです。

メールのように一方的に情報を流してくるのではなく、見る側からも選んで操作できるところがフェイスブックのいいところでしょう。匿名の多いITの世界で実名登録というのは信用面から重要な事柄なのかもしれません。